子どもの心身の健康状態や疾病等を把握し、嘱託医と相談しながら一人ひとりの健康保持に努めます。
日頃から、食事・睡眠・排泄・遊びなどの生活リズムを整え、発達に応じた体力作りを行います。
健康管理計画
定期健康診断 | 0歳児(月1回) 1~5歳児(年2回) |
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身長体重計測 | 0歳児(月2回) 1~5歳児(月1回) |
歯科検診 | 年1回 |
歯科衛生指導 | 年1回 |
栄養指導・食育 | 1~5歳児(随時) |
- 健診の結果で異常が見られた場合は、早めに医療機関を受診しましょう。
- 健康診断、身長体重計測実地後は「けんこうカード」でお知らせします。
- 予防接種は園では行っていませんので、かかりつけの医療機関、保健所にご相談ください。予防接種を受けた時は、その都度、園にご連絡ください。予防接種を受けた当日は安静にすることをお勧めします。なお、ポリオについては接種後、その当日はお預かりできません
病後の登園時注意事項
- 昨夜熱があったとか、ご家庭でけがをしたなど健康上に変わったことがあれば、登園時に必ずお知らせください。
- 病気やけがの後に登園されるときは、医師に「保育園に通っている」ことを話し、登園してもよいかどうかを確認してください。
- 感染症の病気と診断された場合は保育園にお知らせください。治って登園する場合にはかかりつけの医師に登園の可否をおたずねください。
- 登園時には登園届が必要です。医師の許可を得て保護者の方が記入して、提出してください。
登園時に医師の承諾が必要な感染症疾病
病名 | 主要症状 | 登園停止の基準 |
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インフルエンザ | 発熱、咳、のどの痛み、ふしぶしの痛み | 発症から5日経過し、かつ解熱後3日経過するまで |
百日咳 | 熱がなく特有の咳、夜間に多い | 特有の咳が消えるまで又は5日間の適正な抗菌性物質製剤による治療を終了するまで |
麻疹(はしか) | 発熱、咳、くしゃみ、結膜炎、発疹 | 解熱後3日経過するまで |
流行性耳下腺炎(おたふくかぜ) | 発熱、耳の下がはれる | 耳下腺、顎下腺、舌下腺のはれが発現してから5日経過し、全身状態が良好になるまで |
風疹(三日はしか) | 軽い風邪症状、発熱とともに発疹 | 発疹が消えるまで |
水痘(みずぼうそう) | 発熱とともに水泡のある発疹 | 全ての発疹がかさぶたになるまで |
咽頭結膜炎(プール熱) | 咽頭炎、結膜炎 | 症状がなくなった後、2日経過するまで |
結核 | 発熱、咳、食欲不振、疲労しやすい | 医師により伝染の恐れがないと認められるまで |
腸管出血性大腸菌感染症(O-157など) | 下痢、血便、発熱など | 症状が治まり、抗菌薬による治療が終了し、48時間をあけて連続2回の検便によって、いずれも菌陰性が確認されるまで |
流行性角結膜炎(はやり目) | 目が急に赤くなり、まぶたがはれ、目やにが出る | 感染力が非常に強いため結膜炎の症状が消失してから |
溶連菌感染症 | 発熱、のどの痛み、のどの赤み | 抗菌薬内服後24~28時間経過するまで |
伝染性紅斑(りんご病) | 頬の赤み、太股や腕に赤い発疹 | 医師が登園しても差し支えないと認めた時 |
手足口病 | 手のひら、足の裏、口の中に米粒大の水泡 | 発熱や口腔内の水疱・潰瘍の影響がなく、普段の食事がとれるようになるまで |
ヘルパンギーナ | 発熱、咽頭の水泡、のどの痛み | 発熱や口腔内の水疱・潰瘍の影響がなく、普段の食事がとれるようになるまで |
感染性胃腸炎(ノロ、ロタウイルス等) | 下痢、血便、発熱など | 嘔吐、下痢等の症状が治まり、普段の食事がとれるようになるまで |
突発性発疹 | 発熱後発疹 | 解熱し機嫌がよく、全身状態がよくなるまで |
伝染性膿痂症(とびひ) | 露出部皮膚に小水疱ができ広がる | 伝染に対する防御処置(患部の被覆など)をとれば欠席の必要はない |
帯状疱疹 | 皮膚にチクチクする痛み、赤い発疹 | 全ての発疹がかさぶたになるまで |
マイコプラズマ肺炎 | 発熱やだるさ、頭痛、痰を伴わない咳で咳は熱が下がった後も長期にわたって続く | 発熱や激しい咳は治まっていること |
RSウイルス感染症 | 乳児期の発症が多く、発熱、鼻水、咳がひどくなりゼーゼー、ヒューヒューと喘鳴を伴った呼吸困難 | 呼吸器症状が消失し、全身状態が良いこと |
急性出血性結膜炎 | 頭痛、発熱、呼吸器症状、強い目の痛み、結膜充血 | 医師により感染の恐れがないと認めるまで |
髄膜炎菌性髄膜炎 | 高熱、皮膚、粘膜における出血斑、関節炎、頭痛、吐き気、発疹、項部硬直などが現れる | 医師により感染の恐れがないと認めるまで |
投薬について
原則として薬をお預かりすることはできません。
(慢性疾患がある場合には、保育園にご相談ください。また、ご家庭で薬を使用した時はお知らせください。)
保育中に体調不良となり、通常の保育が無理な状態になった場合
保育中に体調が悪くなった場合、状況によってはお迎えをお願いすることがあります。お迎えまではお子さんの状態にあわせ、医務スペースで対応しますが、できるだけ速やかなお迎えをお願いします。
医療機関への受診は原則保護者の方にしていただきますが、お子さんの状態が急変し、緊急を要する時は保護者の方へ連絡の上、保育園の方で受診させることもありますので、あらかじめご了承ください。
(登園前からの発熱などにより、通常の保育が困難な状態でのお預かりはできません。)